多重債務解決>債務整理の最後の手段《自己破産》についてお教えしましょう

借金の返済がどうしても不可能になった人のための
最後の手段として「自己破産」があります。
自己破産そのものは債務を０にできるものではなく、
その後の「免責」という手続きが必要です。
自己破産の手続きは、まず現在の住所を管轄している
地方裁判所に申立書を提出することから始めます。
裁判所から破産宣告を受けると、所定の手続きに
従って債務者の財産を処分し、債権者に公平に
分配します。
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それでも返済できずに残った債務に関しては、
裁判所に改めて免責の申し立てを行い、許可が
得られればすべてを帳消しにしてもらえます。
処分できるようなめぼしい財産が特にない人に
とっては、自己破産はメリットが多い方法とも
言えます。
しかし、破産宣告を受けると、会社社長などの
企業の役員には就任できない他、弁護士や司法書士、
税理士などの資格は失われます。

ただ、免責が決定したり、残りの債務の返済が
終わった際には、これらの資格は復活します。
自己破産の手続きは、司法書士や弁護士に依頼する
ことを強くお勧めします。
自己破産以外の道は本当に残されていないのか
ということも含めて、適切なアドバイスが得られる
はずです。